我が家には７歳と４歳の男の子がいるのですが、寝る前にベッドで（できれば毎日）絵本の読み聞かせを心掛けています。
そんな中、最近読んで良かった絵本をご紹介します。
人気のバムとケロの他、心温まる３冊です。
最近のおすすめ読み聞かせ絵本
バムとケロのさむいあさ
人気のバムとケロシリーズ。
バムとケロシリーズは何冊か読んだことはあったのですが、こちらの本は読んでいなかったので久しぶりにバムとケロシリーズを読みました。
異国を感じさせるおしゃれなイラストで、紹介はされないけど小さな登場人物が毎ページに描いてあったり、子供が思わず突っ込みたくなるような描写の工夫やしかけがたくさんあって、親も子供も楽しめて、何度も読み返したくなる絵本です。
ストーリーは池で凍っちゃったアヒルを、バムとケロが助けてあげよう！というお話。
子どもは本当に観察力がするどく、間違い探しが好きな次男（４歳）は、「あれ？これ、さっきもいたよね？」などなど、見つけてはページを戻すのでなかなか読み進められませんでしたが、おかげでゆっくり絵本を楽しむことができました。
あしなが
ＮＨＫの「はなかっぱ」や、絵本「へんしんトンネル」でおなじみ、あきやまただしさんの作品です。
こちらは同じシリーズの「はらすきー」がとってもとっても良かったので、読んでみました。
「あしなが」も「はらすきー」も、ケンという主人公の犬がいつも一緒に過ごしている野良犬グループのお話です。
その見た目から「ごちそうをたべているらしいよ」「嫌なやつらしいよ」などうわさされていた「あしなが」。
でも実際は…、そしてその真実を知ったケンがとった行動は…？
お話の内容はとても深く、むしろ小学生の長男や大人にも読んでほしい本です。
社会やコミュニティの中で自分はどう人と関わっていくべきか、うわさを信じて流されていないか、知らず知らずに偏見をもってしまっていないか、など問われ、考えさせられる深い絵本でした。
「はなかっぱ」や「へんしんとんねる」を知っている方には、ぜひそのギャップとあきやまただしさんの作風の多才さを感じてほしい、出会えてよかった絵本です。
ハラスキー
「はらすきー」はざっくりいうと多様性や答えのない問題にどう向き合うのかな？を考えさせられる絵本です。
おなかがすきすぎてみんなの大事なご飯まで食べてしまう、ハスキー犬のハラスキー。
それを知って怒ったケンたち野良犬グループはどうするか？ハラスキーはどうなってしまうのか？
行動の裏には何がある？優しさとは？などなどいろいろ考えることができる、おすすめ絵本です。
扱っているのは難しいテーマですが、やさしくかわいらしい絵なので小さい子にはさらっと読むこともできて、とても良かったです。
ＨＳＰ気質な私は「はらすきー」を読み終わったときには、なぜかじんわり涙ぐんでいました。
ずーっと ずっと だいすきだよ
「大好きだよ」大切な人に言葉で伝えていますか？
伝えなくても分かるだろう、そう思って過ごしていませんか？
このお話は、主人公の男の子が飼っていた大好きな犬のエルフィーが死んでしまう、動物の死を取り扱った絵本です。
死という重い題材ですが、きれいで柔らかい絵と、生前いつもエルフィーに大好きといってあげていたから、僕は悲しかったけどいくらか楽だった、受け入れることができた。というお話の展開で、重すぎず、大事なことは何なのかを伝えることができる絵本です。
我が家にも飼い猫がいるので、子供たちも自分と照らし合わせてお話を聞いていました。
そして絵本を読み終えて寝る時に、７歳の長男は「ママ、大好きだよ」と久しぶりに言って寝てくれました。
それだけでもう、読んでよかったと思えた絵本です。
こちらで少し試し読みができます。↓
いかがでしたか？
数年前までは家事・育児・仕事に追われて忙しすぎて、したくてもできなかった「寝る前に絵本を読んであげる」ということ。
長男は今７歳で、絵本を読んであげるには少し大きくなりすぎてしまったけど、やらないで後悔するよりは遅くたってやったほうがいい！の精神で、聞いてくれるうちは楽しみながら、できる範囲で続けたいなと思っています。
いつまで聞いてくれるかな。
最近のおすすめ絵本でした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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